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神戸市兵庫区で虫歯治療なら【橋本歯科医院】

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虫歯治療

general dentistry

虫歯とは?


虫歯とは、一般的に歯の硬い部分が徐々に溶かされて穴が開いてしまう病気です。放置すると徐々に悪化し、痛みを引き起こしたり、歯を失ったりする可能性があります。初期の虫歯は、特に痛みを感じることが少ないため、気づきにくいことが多いです。しかし、虫歯は進行すると痛みが増し、最終的には根管治療や抜歯が必要となることもあります。そうなる前に、定期的な歯科検診で早期発見し、早期治療を行うことが大切です。

虫歯で歯が痛い女性

虫歯を予防するには?


虫歯は、しっかりとした予防対策を行うことで大幅にリスクを減らすことができます。以下は虫歯予防の基本的なポイントです。

◇適切なブラッシング


1日2回、朝と寝る前に歯を磨くことが基本です。また、歯磨き粉はフッ素配合のものを選ぶと良いでしょう。

◇フロスや歯間ブラシの使用


歯間ブラシやフロスを使って、歯ブラシだけでは取りきれない細かな食べ物のカスやプラークを取り除くことが重要です。

◇バランスの良い食事


高糖分の食べ物や飲み物を控えめにし、ビタミンやミネラルを含むバランスの良い食事を心がけましょう。

◇定期的な歯科検診


4ヵ月に1度は歯科医院を受診し、プロフェッショナルなクリーニングを受けることをお勧めします。

◇水分補給


口の中を潤わせるために、こまめに水分を摂ることが大切です。これにより、唾液の分泌が促され、虫歯予防に役立ちます。これらの予防対策を日常的に実行することで、虫歯を未然に防ぎ、健康な歯を長く保つことができます。

虫歯の原因


虫歯の主な原因は、食べ物のカスや糖分が歯に付着し、それが細菌によって分解されることで生じます。

これにより、歯を溶かす酸が生成され、歯の表面が徐々に侵されていきます。

食事と口内環境

ご飯を食べさせてもらう男の子

高糖分の食べ物や飲み物を摂取すると、口内の細菌が糖分を分解しやすくなり、虫歯を引き起こす酸を作りやすくなります。また、口の中が乾燥していると、唾液が少なくなり、虫歯予防の効果が低下します。

プラークの蓄積

歯のばい菌

歯に付着する細菌の塊をプラークと呼びます。これが長時間歯に付着していると、歯を溶かす酸を作り続け、虫歯の進行を早めます。

フッ素の不足

フッ素のイラスト

歯を強くし、酸に対する抵抗力を高めるフッ素が不足していると、虫歯になりやすくなります。

遺伝と生活習慣

ブラッシングフロス

遺伝的な要因や、虫歯予防のための正しいブラッシングの方法が身についていないなど、生活習慣が虫歯の原因となることもあります。

虫歯の予防のためには、適切なブラッシング、フロスや歯間ブラシの使用、定期的な歯科検診、バランスの良い食事などが重要です。また、フッ素入りの歯磨き粉を使用することもお勧めします。これらの対策をしっかり行い、健康な歯を保ちましょう。

なるべく抜かない治療


「なるべく抜かない」治療は、歯をなるべく自然な状態で保ちながら虫歯や歯周病などの治療を行うアプローチです。

これは、歯を大切にし、患者様のQOL(生活の質)を高めるための考え方です。

初期虫歯の再石灰化


虫歯が初期段階の場合、歯磨きやフロスの継続的な使用、フッ素などを用いて歯を強化し、虫歯の進行を抑える方法です。

保存的な治療


中程度の虫歯でも、できるだけ歯を削らずに、詰め物や被せ物で歯の形を整え、機能を保つ方法です。

虫歯や歯の損傷がある場合、充填物(詰め物)やインレー(被せ物)などを使用して歯を修復します。

微小侵襲治療


微小侵襲治療は、できるだけ歯の組織を削らずに行われる治療方法です。歯を削る際も、できる限り少なくし、歯の健康な部分を最大限に保つ治療です。

また、充填物や接着剤を使用して、歯を修復します。この方法は歯の健康を回復させつつ、自然な歯の構造をできるだけ保持することを目指します。治療期間も短く、患者様の快適さや見た目の美しさに配慮されています。

予防指導


口腔の健康を維持するためのアドバイスや指導です。適切な歯磨きやフロスの方法、口腔衛生習慣の重要性、健康的な食事の選択、定期的な歯科検診の受診などが含まれます。予防指導は虫歯や歯周病のリスクを減らし、口腔の健康を維持するための基本的なガイドラインを提供します。定期的な予防指導を受けることで、口腔疾患の予防や早期発見に役立ちます。

虫歯を繰り返さないために


◇正しい歯磨き


歯磨きをする女性セルフケア

歯磨きは1日2回、最低でも2分間行いましょう。歯磨き粉はフッ素入りのものを使用し、歯間ブラシやフロスも活用してください。歯と歯の間のプラークを取り除き、毎日行うことで歯石や虫歯のリスクを減らせます。

また、水で口をすすぐことで、歯磨き剤やプラークを除去し、口の中を清潔に保ちます。

◇食事の工夫


食事面では、砂糖の摂取を控えることは重要です。砂糖は虫歯の主な原因となり、特に加工食品や炭酸飲料、甘いお菓子に多く含まれています。これらの摂取を減らし、自然な甘みを持つ果物を代替品として選ぶようにしましょう。

頻繁な間食は歯にとって良くないことが知られています。これは間食が歯の酸攻撃を増加させるためです。食事の時間をきちんと設け、食後は水を飲んで口の中をすすぎ、食べ物の残りを除去しましょう。これにより、虫歯のリスクを低減することができます。

食べ物をよく噛むことも重要です。十分に噛むことで唾液の分泌が増え、口内をきれいに保つことができます。よく噛むことで食べ物が歯に付着しにくくなります。

バランスの良い食事

◇定期検診の受診


定期健診

歯科医師は虫歯や歯周病などの口腔疾患を早期に発見し、早期治療や予防策を提案することができます。これにより、疾患の進行を防ぎ、より深刻な問題を予防できます。

歯垢や歯石の除去には専用の器具を使用します。これにより、歯の表面や歯間の清潔さを維持し、虫歯や歯周病のリスクを低減します。

定期検診では、治療の必要性に応じて追加の処置や治療計画が立てられます。

定期検診は予防と早期治療の重要な要素であり、口腔健康を維持するためには欠かせません。

◇生活習慣の見直し


喫煙や飲酒など、口内環境に悪影響を及ぼす生活習慣は控えるようにしましょう。

これらの対策を続けることで、虫歯を予防し、健康な口元を維持することができます。

生活習慣に関するイラスト

虫歯になりやすい人とは?


◇甘いものが好きな人


よく砂糖分の多い食べ物や飲み物を摂取する人は、口内で糖分を分解する細菌が活発になり、歯にダメージを与える酸が増えます。

◇口内が乾燥する人


口の中が乾いていると、唾液の分泌が少なくなります。唾液は自然に歯を洗浄し、修復する役割があるため、その作用が少なくなると虫歯リスクが高まります。

◇正しいブラッシングをしていない人


歯磨きが不十分だと、虫歯の原因となるプラークが歯に残りやすくなります。

◇ 喫煙者


タバコを吸う人は、口内の環境が変化し、虫歯になりやすくなることが知られています。

虫歯の進行状況と治療法


CO 

初期の虫歯

初期の虫歯は、歯の表面に白い斑点が見られる状態です。これは、歯の表面が酸によって侵食されていることを示しています。痛みを伴わず、冷たい飲み物や甘い食べ物によって感じる痛みがあります。

早期に発見されると進行を止めることができますが、放置すると進行し、痛みや感染症を引き起こす可能性があります。

治療法として、虫歯の穴をきれいに掃除し、詰め物を使用して歯を修復します。これにより、虫歯の進行を防ぎ、歯の健康を回復させます。

放置すると進行し、痛みや感染症を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

虫歯初期
C1

中程度の虫歯

歯に穴が開き始めて冷たい飲み物や甘い食べ物に対する鋭い痛み、歯の表面に茶色や黒色の斑点、歯の感度やしみるような感覚などが見られます。

治療法には、虫歯の穴を掃除し、充填物(詰め物)を使用して歯を修復する方法があります。虫歯を取り除いた後、充填物で歯を補強し、再び咬合(かみあわせ)が正常になるようにします。

放置すると進行し、より深刻な問題を引き起こす可能性があります。早期の段階で治療を受けることで、虫歯の進行を止め、歯を健康な状態に戻すことができます。

虫歯中期
C3

深い虫歯

虫歯が歯の神経に近づいてきて、冷たいものや熱いものを飲むと強い痛みを感じるようになります。この場合、根管治療が必要になることがあります。

この治療では、神経を取り除き、根の内部をクリーニングし、詰め物を詰めます。

深い虫歯によって歯の大部分が損傷している場合、かぶせ物を使用して歯を保護し、強度を回復させることがあります。

深い虫歯は放置すると、さらなる痛みや感染症を引き起こす可能性があります。

深い虫歯
C4

進行した虫歯

進行した虫歯は歯の感度が極度に増し、熱や冷たい刺激に対しても非常に敏感で歯が変色し、茶色や黒色の斑点が目立ちます。歯茎周囲に腫れや膿が生じることもあります。

治療法は、虫歯の感染部分を完全に除去し、歯の内部をクリーニングします。

根管治療が必要な場合、感染した神経を取り除き、根の内部を清掃し、詰め物を詰めます。

歯の構造が崩れている場合は、かぶせ物を使用して歯を保護し、強度を回復させることがあります。

重度の感染や歯の損傷がある場合、抜歯が必要になることもあります。

進行した虫歯は重篤な状態であり、痛みや感染の拡大を引き起こす可能性があります。

進行した虫歯

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