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小児歯科

Pediatric dentistry

小児歯科と一般歯科の違いは?


小児歯科

小児歯科と一般歯科は、ともに歯の健康を守るための診療項目ですが、その対象やアプローチには違いがあります。

小児歯科は、乳幼児から中学生前後までの子どもたちを対象としています。一方、一般歯科は、子どもから大人まで幅広い年齢層を対象としているのが特徴です。子どもの歯は大人の歯とは異なり、発育途中であり、ケアの方法も異なります。

お子さまが歯医者を恐れず、安心して治療を受けられるよう、そして将来の歯の健康を守るために優しいアプローチを心がけ、早い段階からのケアや予防を行っていきます。

子供の虫歯の原因は?


歯が痛い男の子と虫歯のイラスト

近くに潜む原因!?

子供の虫歯は、多くの要因によって引き起こされます。まず、子供のお口の中は、大人と比べて細菌が繁殖しやすい環境です。子供の歯は、エナメル質が薄く、カルシウムの含有量も少ないため、虫歯になりやすいのです。このため、お口のケアが特に重要になります。

一つの大きな原因は、甘い飲み物や食べ物の摂取です。ジュース、砂糖を多く含むスナックなどは、口内の細菌が酸を生産するのを助け、これが歯を徐々に溶かして虫歯を引き起こします。また、飲み物や食べ物からの糖分摂取を頻繁に行うと、唾液が歯を再石灰化するのを妨げることもあります。

環境も影響を及ぼす!?

お口の清掃が不十分な場合、虫歯のリスクが高まります。歯磨きを怠ったり、適切に行わなかったりすると、プラークが歯に付着しやすくなります。これがさらなる細菌の繁殖を助け、虫歯の進行を早めます。

子供の虫歯は、保護者の方が自分自身のお口のケアを怠っていたり、虫歯が多い場合、それが子供にも影響を及ぼすことがあります。積極的に子供のお口のケアをサポートし、健康的な食生活を心がけることが重要です。

乳幼児の場合、寝る時に哺乳瓶を口にしたままにする「ボトルケアリーズ」が虫歯の原因となることがあります。これは、哺乳瓶の中身が歯に直接触れるため、歯を攻撃する酸を生み出しやすくなるからです。乳幼児期から気を付けるようにしていきましょう。

男の子の口内検査の様子

子供の虫歯を防ぐためには


子供のお口の健康は一生の健康に影響を及ぼすため、虫歯予防は非常に重要です。

以下は、子供の虫歯を防ぐための具体的な方法です。

◇定期的な歯磨き


子供の口内を清潔に保つためには、定期的な歯磨きが不可欠です。子供が1日に2回、朝と寝る前に歯を磨く習慣をつけることが大切です。乳歯も虫歯になりやすいので、早いうちから丁寧な歯磨きを行いましょう。

◇バランスの良い食事


砂糖や精製された炭水化物を多く含む食べ物は、口内の細菌と反応して酸を作り出し、これが虫歯の原因となります。野菜、果物、全粒穀物、そしてカルシウムを含む食品を中心に、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。

◇水分補給


十分な水分摂取は、口の中を潤し、唾液の生成を助けます。唾液は自然の洗浄剤であり、口内を清潔に保ち、虫歯を防ぐ役割があります。ジュースや炭酸飲料は控えめにし、お子さまには水を積極的に飲むようにしましょう。

◇定期的な歯科検診


子供の口は日々変化しているため、定期的な歯科検診が必要です。早期発見・早期治療が虫歯予防には欠かせません。

◇歯間清掃


歯間清掃は、子供の虫歯予防に重要です。歯ブラシだけでは届かない歯間の汚れを取り除くために、フロスや歯間ブラシを使用しましょう。これにより、歯間に溜まった食べ物の残りやプラークを除去し、虫歯のリスクを減らすことができます。

小児歯科で行う治療内容


1

フッ素塗布

子供の歯はまだ発育途中で、大人の歯に比べて虫歯になりやすいです。フッ素塗布は、歯に特別なフッ素を含むジェル、フォーム、または液体を塗る治療法です。このフッ素が歯の表面に結合し、酸による侵食に強くして虫歯を予防します。この治療は痛みは伴いません。6ヶ月ごとに行うことをおすすめしています。

歯をきれいにしているイラスト
2

シーラント

子供の奥歯の噛む面に塗られるプラスチック製の保護コーティングをシーラントといいます。奥歯は溝が深く、食べ物が詰まりやすくなるため、虫歯になりやすいです。シーラントはこれらの溝を覆い、食べ物や細菌が入り込むのを防ぎます。これにより、虫歯のリスクを大幅に減少させることができます。

シーラントイラスト
3

虫歯治療

子供の虫歯治療は、虫歯が進行した場合に行われます。初期の段階では、虫歯の部分を取り除き、詰め物で修復します。進行が進むと、根管治療や抜歯が必要になることもあります。治療は痛みを最小限に抑えるために麻酔を使用し、お子さまがリラックスできるように心がけています。

子供の虫歯治療
4

予防教育

これは、子供たちに正しい歯磨きの方法やフロスの使い方、健康的な食生活の重要性など、口腔衛生に関する知識を教えるものです。自分自身の口腔の健康を維持する方法を知り、これが一生続く健康な習慣の基盤を築くのに役立ちます。また、保護者の方に対しても、お子さまの口腔ケアにおいてどのようにサポートできるかについての指導も行っています。予防教育は、歯科治療よりも問題を未然に防ぐことに重点を置いています。

予防歯科

小児歯科の大切さ


小児歯科は、子供たちの歯と口腔の健康を守る上で非常に重要な役割を果たしています。

1. 歯の発育と噛み合わせ


小児歯科を早期に取り入れることで、歯の発育を監視し、潜在的な問題を早期に特定するのに役立ちます。正しい噛み合わせは、言語の発達や適切な咀嚼に不可欠です。

2. 虫歯の予防と治療


子供の歯は虫歯になりやすく、小児歯科ではフッ素塗布やシーラントなどの予防処置が行われます。虫歯が発生した場合も、早期に治療を行うことで問題を防ぐことができます。

3. 正しい習慣を身に着ける


小児歯科での予防教育は、子供たちに正しいブラッシングやフロスの使い方を教え、これが一生続く健康な口腔の習慣の基礎を築くのに役立ちます。

4. 不安の軽減


子供たちは歯医者を恐れることがよくありますが、小児歯科は子供にとって安心で楽しい環境を提供することを目的としています。これにより、子供たちは歯科治療に対して肯定的な態度を持つようになります。

5. 全身の健康


口腔の健康は全身の健康に直結しています。口の感染症は、心臓病や糖尿病など他の健康問題と関連しているため、子供のうちから口腔ケアを徹底することが重要です。

お子様が歯医者を怖がらないために


お子さまが歯医者を怖がるのはよくあることです。これを克服するためにちょっとした工夫が必要です。

◇前もって話す


歯医者に行く前に、何が行われるのかを簡単に説明しましょう。怖がらせないように、ポジティブな言葉を使って話すことが重要です。

◇一緒に診察室へ


はじめは診察室に一緒に入ってもらって大丈夫です。お子さまの不安を和らげ、慣れられるようにしていきましょう。

◇お気に入りのアイテムを持参


お子さまが安心するためのおもちゃやぬいぐるみを持参しても◯。

◇歯医者さんを紹介する


スタッフと握手をしたり、名前を覚えたりすることで、「歯医者さん」が身近な人として感じられるようになります。

◇報酬を設定


歯医者に行くことが終わったら、小さなご褒美をあげるという約束をしておくと、お子さまのモチベーションが上がります。


当院は校医にも携わっていますので、小児歯科なら神戸市兵庫区にある歯医者【橋本歯科医院】にお任せください!

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